[Intro] 白い息がほどける 氷の浜辺の朝焼け 小さな足跡が 波打ち際に並んでいく [Chorus] まだ眠い空の下 よちよちと列が伸びる みんなの影の真ん中で ひとつだけ半歩ずれる 黒と白のコントラスト きれいに見えるほどに 笑ってるふりのまま くちばしを閉じていた [Verse] 風が強い日ほど 転びやすいことを知った 砂に頬をつけても 何も言わずに立ち上がる 寄り添う輪のあたたかさ それもちゃんと好きなのに 触れられない場所だけ 少しだけ冷えていた [Chorus] 凍る風の中でも 心だけ熱いまま 誰にも見せない胸の奥で 小さな波が暴れてる 羽根の下に隠した秘密 ほどけそうでほどけない 氷の下で揺れる夜を ひとりで抱いて眠る [Verse] 海は青くて深い 飛び込めば戻れない気がして 崖の先で足踏みして 潮の匂いを吸い込んだ 背中を押す声もなく 引き止める手もなくて ただ自分の鼓動だけ 耳の奥で鳴っていた 真似して潜るタイミング 同じみたいに見せながら 水の中でだけはなぜか 少し違うリズムになる [Chorus] 凍る風の中でも 心だけ熱いまま 誰にも見せない胸の奥で 小さな波が暴れてる 羽根の下に隠した秘密 ほどけそうでほどけない 氷の下で揺れる夜を ひとりで抱いて眠る [Outro] 朝はまた来て 列はまた動く だけど影が少しだけ 昨日より長く伸びた 濡れた羽根がきらめいて 気づかれないくらいの光 半歩ずれたままでも ちゃんと泳げる気がした