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君の声

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V5

夜の隙間に 溶けていく街 イヤホン越しに 残る温度 名前を呼ぶ たったそれだけで 世界が少し 息を吹き返す 強がるたび 遠ざけたはずの 弱さをなぜか 見透かされて 何も言わず 笑うその声が 逃げ道だった 君の声が 今もここで 壊れそうな僕を繋ぐ 消えかけた夢の続きを 思い出させるみたいに 君の声が 夜を越えて 孤独の輪郭を溶かす 触れられなくても確かに 心を揺らしてる 沈黙さえ 意味を持つような 不器用すぎる 会話の途中 言えなかった 本当のこと 胸の奥で 鳴り続ける 失うことに 慣れたふりして 大事なものほど 伏せていた それでも君は 気づいてたみたいに 名前を呼んだ 君の声が 迷うたびに 進む理由をくれる 傷だらけの未来さえも 悪くないと思えた 君の声が 遠くなっても 消えない光みたいに 静かな闇の真ん中で 今も響いてる もしもまた 出会えるなら 同じ言葉じゃなくていい ただ君の声で 今を確かめたい 君の声が ここにある それだけで強くなれる 終わりかけのこの世界に まだ希望はあると 君の声が 明日へと 僕を連れ出していく 振り返らずに歩けるのは 君の声があるから