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君の匂いが混ざる雨

[Intro] 雨の匂いが 忘れていたボクを呼び戻す 胸の奥で ほどけた記憶が息をする [Verse] バス停の屋根を叩く 雨が秘密みたいに響いて 君の沈黙まで そっと包んでしまう 濡れた制服に混じる かすかな汗の余韻が 土の匂いと溶け合って ボクの心をほどく 触れたらいけない気持ちほど 雨に近づいてしまう [Pre-Chorus] 言えない言葉たちが 喉の奥で雨宿りして 君の横顔だけが やけに眩しく滲む [Chorus] 触れたら全部変わる気がして 触れられない指が震える 雨がボクの沈黙を抱きしめて 君の呼吸だけが近づいてくる 濡れた匂いが胸を締めつけて 言えないまま、ただ 君を想い続けていた [Interlude] [Verse] 君が髪を耳にかける その一瞬の仕草が 雨粒より静かに ボクの世界を揺らす 制服に落ちた雫が 体温を吸いこんで 甘い匂いに変わるたび 胸の奥がざわめく 触れたら壊れる距離ほど 恋に似ていて苦しい [Pre-Chorus] 雨が強くなるほど 胸のざわめきも増えて 言えない想いだけが 息を潜めて光る [Chorus] 触れたら全部壊れそうで 触れたくてたまらないのに 雨がボクの影を薄くして 君の声だけが残ってる 濡れた匂いが胸を締めつけて 言えないまま、ただ 君の名前を呼んでいた [Interlude] [Bridge] 雨が少し弱まって 遠くにバスの灯り 終わりの気配だけが ボクの袖を引いた 濡れた匂いの奥に 君の体温がまだ残って 触れられない想いだけが 静かに息をしていた [Hook] 雨の匂いが 君の匂いと混ざりあって 胸の奥で ほどけない恋になる 触れたら壊れる 触れないと苦しい この禁じられた距離ごと ボクは君に落ちていく [Outro] バスが来ても 胸のざわめきは止まらない 雨の匂いだけが ボクを抱きしめていた [End]