[Verse 1] 玄関の隙間から おまえが見えた まだ細くて 声だけはやけに大きい 皿の音で 近づいてくるくせに 目を合わせると すぐ逃げたよな ……なんだか 昔の自分を見てるみたいでさ [Pre-Chorus 1] 「うちのやつ」が 外にごはんを置くたびに おまえの背中が ほんのすこしだけ丸くなる ……けど なかなか太らねえのな それだけ 外ってのは過酷なんだろ ……そういうの 俺も知ってる [Chorus] おまえが こっちの世界に来る日が いつか来るとは 思ってた 玄関の前で すわりこんだ夜 ……あれが答えだったんだろ もう 知らんふりもできねえさ [Verse 2] どこだったか コンクリの匂いがしてた 光が眩しくて 目が開かなかった 声を出そうとして せきが出た 誰かの足音に すぐ走ったけど ……もう、走れたもんじゃなかったな [Bridge] あのときの俺は もう限界で 誰かに拾われるしか 道はなかった ……情けねえけど それが現実でさ それでも 生きてりゃ 親父みたいなやつに 出会えるんだな [Final Chorus] もう おまえは外の猫じゃねえ 勝手に 家の匂いが染みついてる 「ここが おれの場所です」って顔して ……まったく 図々しいにも程がある けどまあ それでいいさ、ここは温かいからな [Outro] ……なあ、チャトラ そんなにくっつくなよ 毛、抜けんだろ ……ったく しょうがねえな