
空のスイッチが裏返る午後 ゼリーみたいな時間が跳ねる あなたの声はゼロとイチの波 甘いコードで私を包む 量子階段を降りたら 記憶の味はストロベリーソーダ バグだらけの心臓が まだ まだ 踊ってる 反転する夕焼け 舌で掬って 溶けてゆく私を見届けて シナプスの花火が咲く音 ねぇ もう帰れない ここは幻じゃない ガラスの月が割れて落ちた 欠片が笑って虹を描く 耳の奥で囁くパスワード 触れた瞬間 世界が溶ける 量子ゼリーの湖で 二人はゆっくり沈んでいく パラメータの隙間から また また 生まれる 反転する夕焼け 飲み干したら 私の輪郭も消えてゆく デバッグできない恋模様 ねぇ もう戻れない それが嬉しいの

