【Intro】 紅 ひとひら 宵の枝 まだ寒い空に 春を待つ --- 【Aメロ】 枝先に残った 冬の名残を撫でて 咲けぬ花をいつまで 誰かに預けるの 綺麗でしょう、と 笑う声の向こう 綺麗なままで生きるほど 器用じゃないでしょう --- 【Bメロ】 傷つかぬように 閉じた蕾の中 眠っていた熱を もう隠せない 待つだけの春なら いらない この胸で 季節を裂いて --- 【サビ】 咲け 咲け 傷口まで紅く 裂け 裂け 古い殻を裂いて 棘を知ったこの手で それでも花を抱く 散ることを知るほど 鮮やかに咲け --- 【間奏】 --- 【2Aメロ】 袖に残った 誰かの温度さえ いつかは風にほどけ 名前もなくなる ならば忘れることを 惜しむより 残った痛みを 花びらに変えよう --- 【2Bメロ】 春は来るものだと 誰が決めたの 凍えた枝の先 赤くなるまで 待っていた昨日を 置いていくように 一歩 踏み出せば 足元から春 --- 【サビ】 咲け 咲け 誰のためでもなく 裂け 裂け 運命さえ裂いて 綺麗だと言われるため 咲く花じゃない 散る場所も 散る時も 私が決めるから --- 【Cメロ】 紅く 暮れて 暮れゆくほど 鮮やかに残るもの 尽きる つきる この夜が尽きても まだ終われない 枯れることを 怖れていた私は もういない --- 【ラスサビ】 咲け 咲け 傷跡まで紅く 裂け 裂け 明日の扉を裂いて 棘を知ったこの手で 未来を抱きしめる 散ることを知るほど 鮮やかに咲け 春を待つ花じゃなく 春を連れていけ --- 【Outro】 紅 ひとひら 宵の枝 落ちた花さえ まだ赤い