
僕らが 一緒に生きるのは 何度目の巡りだろう 忘れてはならない記憶 そのだんぺんは 大地の奥に眠り 夢の景色や 偶然の出会いが 合図となってゆきさきが決まる 寄せては返す波は 二人の胸の鼓動のように 森の葉のさざめきは 散歩の沈黙を 豊かにする 冷たい川の水に 呼吸が緩やかになり うつわに宿った魂を 持ち帰る 予兆はすべて ひとつに集まり 僕らがいえにこもった時 二人は初めて 真の一体を知る 地図に頼らず 迷いを選ぶ その揺らぎこそが 自由の扉 旅の途中で 忘れていた始まりに触れ 少しずつ 過去の記憶がよみがえる 出会い直した奇跡を抱きしめ このりんねの果てを見届けるため より深く愛し合おうと 互いの瞳の奥を 見つめる 逃げたいわけじゃない 安らぎを探すのでもない 過ぎ去った人生は とどまり続け 兆しと出会わなかった だから僕らは旅をし あらゆる自分たちを 幸福へと導く

