Lyric : TSUNEKA 陽炎が隠してしまった 色のない心を 頬を切る茹だる風 歪むアスファルト さっき買ったばかりの アイスコーヒー 歩く度にカラカラと鳴る この苦味はなんの苦味? 苦虫ってこんな味? どうでもいいか、こんなもの 道端の小石を蹴った 行く先に立ちはだかる陽炎 こっちに来るなと言いたげで 見せてやるもんかと言いたげに ゆらゆらと揺れている ちょうどいい、一緒に僕も隠してくれ 白く黙ったクチナシ 鳴らない携帯 買ったばかりのはずの アイスコーヒー 氷の音はもう鳴らない このえぐみは何のえぐみ? 喉の奥がいがらっぽい 必要ない、こんなもの 腕に止まる蚊を打つ 僕を手招いている陽炎 体が口よりも正直で 86億人の誰よりも正直に 僕の心を吐露している お願いだ、一緒に僕も隠してくれ 誰にも見せたくない 誰も触らないでくれ その言葉も、その傷も 体も、心も 全て 全て 全て 陽炎に隠してしまいたい 僕を呑み込んだ陽炎 見えやしない色だって 色の見えなくなった心だって 全てを同じく揺らしている ありがとう、これで僕も眠れる 眠れる 口をなくした花だけが 僕の代わりに匂っていた