[Verse 1] なぁ 肺の奥が焼ける 酸素が足りない 汗が背中を伝って シャツに張り付く 脈は暴れて 耳を内側から叩く 止めようとしても もう加速してる 足の裏が火照って 靴底は悲鳴を上げ 腿は軋んで 震えを隠せない 手のひらは熱を持ち 拳が勝手に握る 呼吸は途切れても 声だけは残る [Pre-Chorus] 喉が裂けても まだ叫べる 痛みごと刻んで ここに残せ [Chorus] ゼロ秒ダイブ 胸を焦がせ 汗も傷も全部ぶつけろ ゼロ秒ダイブ 足を叩け 血のリズムで夜を突き破れ [Verse 2] 息は荒く 視界は滲み 足跡は消えない 筋肉が裂けそうで それでも動いてる 肩で風を切り裂いて 背骨がしなるほどに 腹の奥の熱が 全身を支配してる 指先が痺れて 握力もう残ってない でもまだ拳を振り抜ける まだ走れる 涙とも汗ともつかない雫が落ちて 地面を叩いて 衝動を響かせる [Pre-Chorus] 声が枯れても まだ吠えろ 身体ひとつで 夜を揺らせ [Chorus] ゼロ秒ダイブ 胸を焦がせ 汗も傷も全部ぶつけろ ゼロ秒ダイブ 足を叩け 血のリズムで夜を突き破れ [Bridge] カウントダウンなんて要らない ゼロで跳べ ゼロで叫べ [Final Chorus] ゼロ秒ダイブ 息を切らせ 喉の奥で未来を燃やせ ゼロ秒ダイブ 鼓動を叩け 限界ごと突き破れ ゼロ秒ダイブ この瞬間 ゼロで始まる歌を放て ------------------------------------------------------------ ## ライナーノーツ|ゼロ秒ダイブ ## 時間はいつも遅すぎるか、速すぎるか。 「準備」という言葉に隠れて、僕らはしばしば立ち止まる。 だが、ここで描いているのは「ゼロ」で飛び込むという行為だ。 カウントダウンを待たず、計算を置き去りにし、 痛みや汗といった最も原始的な感覚だけを頼りに前へ進む。 そこにあるのは計画された未来ではなく、 ただ一度きりの「瞬間」と、その熱だけ。 「ゼロ秒ダイブ」とは、思考よりも先に身体を差し出すこと。 理性が追いつくよりも前に、衝動が選んだ方向へ突き抜ける。 それは破滅的に見えるかもしれないが、 その一瞬にしか生まれない真実がある。 汗や呼吸はただの生理現象ではなく、 自分が「いま存在している」証明であり、 その証拠を夜のビートに刻み込む。 この曲は、過去でも未来でもなく、 「現在」という刹那に身を投げ出すための音楽だ。