やがて弾ける泡の中 羊の群れの先頭 見えない十字 重苦しい怪石が言う みだりに みだりに みだりに。 欲するなかれ 獣に 肉喰らい血を啜る 熱く湿り気を帯びた吐息が 声帯震わせ 鼻腔に口腔と 舌を拐かせ 彷徨う 抱いた天使の羽が 突き刺さる岸壁 救いの十字 冷え切った怪石が言う みだりに みだりに みだりに。 欲するなかれ 大地に 肌重ね爪立てる 引き攣り浮いて重なる脳が 内腿騒がせ 臓器が蠕動し 顎を緩ませ 漂う ふわり飛ぶ泡 玉のように尊く 丸く 曖昧の中に在る やがて終わりを告げられ 願いは裏切られ 我らは AIAA HUH AH AIAA HUH AH AIAA HUH AH AIAA HUH AH AIAA HUH AH 弾けて 散って 羊たちは 十字を抱いて


