ねえ あなたの世界は 美しくて 声もなく 音もなく なにもないのに 優しくて エクスタシーに満ちて ああ、あなたのために すべてを捧げたい なにもないのに 肌を這うように なにもない手で 髪に触れて 頬をやさしく撫でる あなたはすべてにあり 私の内にも 外にも そこら中にも なにもないのに すべてにあって そっと呼吸を合わせて いつも空気のように寄り添う 言葉もなく 音もなく 感覚もないのに ありありとあって 私をすべてで満たす 私はただ 捧げて 捧げて 捧げて 溶けて ある なにもないあなたと なにもない美しさと なにもない いまが 私が ―― 私自身が あなたの愛の証


