
[イントロ – 三味線と現代的なアンビエント・ノイズ] 消えない… 消せない… [一歌 – 郭(くるわ)の低く儚い声] 明かりぼんぼり 揺れる格子 ひとりの影を 映してる 閉ざしたはずの 格子戸に お前の面影 残ってる 繰ったばかりの 文箱(ふばこ)には 甘い言葉が 滲んでる 消したはずの ぬくもりが 指の先まで 絡みつく [前唄 – 盛り上がり] 届かぬ文を 待ち続けても 帰りの足音 聞こえぬ夜よ [サビ – 張りのある情感豊かな声] あかりの灯… 浮世の糸… ほどけた縁が 揺れてるの… 忘れられない… 忘れられない… 朝までひとり 泣いてるの… [間奏 – 現代風のブレイクビーツと三味線の爪弾き] [二歌 – より強く、切なく] 心の奥底 眠ってる 笑い合ってた あの約束が 忘れるなど できなくて 何度もそっと 開いてしまう 廓の掟(おきて)に 閉ざされたって 胸の未練は 消えなくて 凍てついた この心 戻る場所など 見つからなくて [前唄二] 浮き名だけを 頼りにしても お前はもう いないのね [サビ二 – 力強く] あかりの灯… 浮世の糸… 切れた契りだけ 残してく… 忘れられない… 戻れはしない… それでも今も 恋してる… [橋渡し – 小節(こぶし)を効かせた微音の調べ] あぁぁぁぁぁ…… ひとつだけ 願うなら もう一度だけ その声を… あぁぁぁぁぁ…… この胸の 痛みなも 抱きしめてよ… ねぇ…… [大サビ – 全開の声] あかりの灯… 浮世の糸… 旅はまだまだ 終われない… 涙の跡も… 傷の数も… いつかは愛に 変わるなら… あかりの灯… 浮世の糸… 朝が来るまで 歌うから… 消えないままで… この恋だけ… あなたへ届け… どこまでも… [後奏 – プツリと途切れる音] 消えない…

