
零れた航路のノイズ 群青の尾を引いて まだ夜は加速してゆく 硝子雨 裂いた残響 白昼夢 軋む環状線 瞬く間 置き去りの春 透明な傷を抱えて 崩れかけ銀河階段 逆光へ飛び込む白鳥 燃え尽きる彗星みたいに あなたは笑っていた ノイズ混じりの風景 途切れかけた座標灯 帰れない旅だとしても 空だけは綺麗だった 落下する星彩 指先で結び直して 壊れそうな夜を 何度でも越えてゆく 蒼く瞬く輪郭線 光速で駆ける追憶 千の雷鳴を裂いて まだ歌は止まらない 遠い惑星の水平線 あなたと見ていた黎明 零れ落ちる時の粒を 胸の奥で抱きしめてる 砂嵐 滲む星図 白煙沈む回廊 眠れない都市の隅で ふたり影を重ねてた 砕け散る蒼穹リング 追い越してゆく流星群 何もかも失くした夜も あなたは前を向いてた 軋む鼓動のテンポ 瞬間を繋ぐ残光 終わらない嵐の果てで 明日を探し続けた ねえ もしこの旅路が 幻みたいに消えても 笑い声も 泣きそうな横顔も きっと忘れたりしない 白い閃光 貫いて 運命線を書き換えてく 崩れ落ちる夜の果てで まだ願いは燃えている 星屑より眩しいものを あなたが教えてくれた だから今も この歌は 未来へ加速してゆく 群青の風が吹く 遥かな空の向こうへ まだ旅は続いてゆく

