
[INTRO / TAG] カチカチ 変換候補だらけの夜、指が先に告白する。 [VERSE 1] 「すき」と打てば IMEはすぐ「きす」を提案する ねえそれ、ずるいよ 順番だけ入れ替えたやさしさ 「きみ」はたまに「みき」で出て 照れる バックスペースじゃ戻れない誤字の体温 未送信の一文 かな配列のまま溶けて ハートの中のバラバラを 音で拾い直す [PRE-CHORUS 1 / TRIGGER] 指先の配列で 運命は並ぶ “すき”と“きす”の 間にキミがいる! 句読点より深く かなより早く 君の名前を 並べ替えて抱く ラブ! ラブ! 入れ替えただけで 意味が近づく! ラブ! ラブ! “すき”と“きす”の 間にキミがいる! 並びが揺れても、確定は「すき」。 ラブラブラブ 最終確定、君。 [VERSE 2] 「やきもち」は今日も「もちやき」で笑う 焦げ目がつくほど 冗談に逃がす嫉妬 「こいびと」は時々「びとこい」でため息 語順を正せば正すほど 心は乱文になる でもね 指が記憶してる打鍵の癖は 君の呼吸と だいたい同じテンポだ [PRE-CHORUS 2 / TRIGGER] 正解より先に 並びを信じたい [CHORUS 2 / VAR] アナグラム・ラブ! ラブ! “またね”の文字を たまには“ねまた”で ラブ! ラブ! 順序が違っても 気持ちは合う 語尾は自由 語頭はキミ 一文字ずつで 未来を綴る ラブ! ラブ! “またね”の文字を たまには“ねまた”で ラブ! ラブ! 順序が違っても 気持ちは合う 並びが揺れても、確定は「二人」。 ラブラブラブ [BRIDGE / PHONE-FILTER] (案内)「スペースは一つでいい。ふたりの間も。」 [FINAL CHORUS] アナグラム・ラブ! ラブ! 崩して並べて また好きになる! ラブ! ラブ! “きみ”を“みき”にしても 笑ってくれる ラブ! ラブ! 崩して並べて また好きになる! ラブ! ラブ! 確定キーひとつで 二人は文になる 順番が迷っても 意味はほどけない 私と君で 一文に戻ろう それが私たちの本当のアナグラム・ラブ ラブ ブ [OUTRO / REPRISE] 変換候補のいちばん上に、やっと「すき」。

