
[Intro] 増殖する粒子の海で 私は私を数えている [Verse 1] 複製された指先が 同じ空白をなぞってゆく 名前を呼べば名前だけが 遠い誰かへ分裂する 記憶の枝に接続され 昨日の顔が今日を奪う ひとつの命を抱いたまま 無限の私が目を開く [Pre-Chorus] 境界線はほどけて 肉体は番号になる どこまで行けば終われるの 終わりさえ増えてゆく [Chorus] 事象の地平線を越えて 人間の外へ引かれてゆく 空白なのか 飽和なのか 意味はまだ私を見ている 無限の生が重なる場所で 時間は輪郭を失って 私は私を失いながら それでもここに立っている [Verse 2] データの雨が降り続け 社会は静かに再起動する 隣の声も遠い宇宙も 同じ規則で増殖する 生まれた数だけ消えたなら 消えた数だけ残るのだろう 誰かの夢を受け継いだ 誰でもない目が笑う [Pre-Chorus] 星座さえも分解され 光は複写されてゆく 私を私と呼ぶための 最後の音が崩れてく [Chorus] 事象の地平線を越えて 人間の外へ引かれてゆく 空白なのか 飽和なのか 意味はまだ私を見ている 無限の生が重なる場所で 時間は輪郭を失って 私は私を失いながら それでもここに立っている [Break] 増える 増える 増える 誰のために 残る 残る 残る 何が残る [Bridge] もしも void が空ではなく 満ちすぎた世界の名なら 呼吸する場所さえない未来で 人類は何を選ぶの もしも私が無限なら 孤独も無限に続くの 答えのない暗闇の中 小さな声を返して [Final Chorus] 事象の地平線を越えて 人間の外へ引かれてゆく 空白なのか 飽和なのか 意味はまだ私を見ている 無限に複製された私が 無限の宇宙へ沈んでゆく 消えることさえ許されないまま ここに立っている ここに立っている [Outro] 私は誰でもない 誰でもある 静かな void の向こうで まだ目を開けている

