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乱反射

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V5.5

Lyrics & Music Kyo Uraki いかにおわすや みちのさき こちらは極熱(ごくねち) 満ちる暑気 ひちちかならぬ、蝉すらも 猛く聳えて雲の峯 君と契りし、言の葉も 思いだせずに、ことのほか 然なる顔のみ、いとのどか 心の中に、たゆとうて 死の陰の谷を越え どうか私に逢いにきて 陽炎でみちは溶け 夏めく天つ日、仰ぎ見て まじいみじきには汗あえて 濁れる心も溶けなんや 愚かであるがそれゆえに げに天からは賜ふ愛 我にはついに心得ず 浜辺に波の打ち寄せる 君のあらんや、海の果て ひかり乱反射、みなみかぜ 死の陰の谷を越え どうか私に逢いにきて 陽炎でみちは溶け 夏めく天つ日、仰ぎ見て ※意訳 [Verse 1] そちらの世界でいかがおすごしでしょうか。 こちらは地獄のような夏を迎えました。 暑すぎて蝉すらも活気をなくしております。 入道雲が山のようにそびえております。 あなたとはたくさん言葉を交わしたはずですが、なぜでしょう、ことのほか思いだせないでいます。 ただ日常の何気ない表情が、とてものどかに、心の中に浮かぶのであります。 [Chorus] 死の陰の谷を越えて私の枕元に立ってはくださらないのでしょうか。 陽炎が道の境目を溶かしてくれているようです。 そう思うと殺人的な夏の太陽も頼もしく見えるのです。 [Verse 2] (人生を省みると)冷や汗がにじみ出てきて、ばちくそ気恥ずかしく辛い思いがします。~引用・枕草子 この暑さが私の心の濁りも溶かしてくれるでしょうか。 どんなに恥ずかしい人生を送ろうと、 だからこそ確かに神だけは君を愛していると、あなたは仰いました。 正直、今もって私には理解ができません。 浜辺には波が打ち寄せています。 あなたに逢いたくて海に来てしまいました。 海面に太陽の光が乱反射しています。 南風が、頬をかすめていきました。