闇の底で まだ名もなき風が唸る 光を知らぬ 音の粒が踊る 石の眠りを 呼び覚ます鼓動 稲妻が骨を照らす 誰かの夢が 世界を形にして その名を まだ誰も知らない 声なき詩(うた)が 渦を巻いて 空(そら)を裂いた 創(はじめ)の律動 胸を焦がす 無(ゼロ)と有(イチ)の狭間で踊れ 揺れる神々の影 響け 永久(とこしえ)の拍(ビート)よ 黒き海に 星の種をまく 指先が 宇宙を描く 燃える記憶が 水に沈み やがて 命へと変わる 夢の名残が 時を裂いて 夜明けを呼ぶ 創(はじめ)の律動 魂を撃つ 風と火のあいだで叫べ 古(いにしえ)の鼓動が今 この手の中にある (光と闇が絡み合う) (命のリズムが跳ねる) ―我、光と影の子 ― ― 名は 無に還る ― 創(はじめ)の律動 時を越えて 輪廻のドラムが鳴る 終わりと始まりの狭間で 僕らはまだ夢を見ている (響け、響け…)