空いた隙間を埋めるように 未熟な音をかき鳴らし 縋る泣き顔を蹴り飛ばす やめてほしけりゃ消えてくれ 余計なことは思い出すな 前だけを見て生きてゆけ なおも鳴りやまぬ声 「**********」 あの日、嘘をついたのは もう忘れたかったから 恥と過ちを重ねた 被害者気取りの正義 閉じた扉を叩く音 耳の奥までこびりつく 肩を落とし去り行く足音に 弱い自分を隠して 逃げるほどに苦しくなる 鏡の中の噓つきに 唾を吐いて嗤った 「正直、もう疲れたろ」 あの日、全部話したのは 信じてほしかったから 痛みを堪え歩き出した 孤独な弱虫の正義 あの日、私が泣いたのは あなたの傷を知ったから 忘れることはできなくても 赦せることを知った朝