
[Intro] 東京からソウルまで たった2時間15分 近いのに遠かった理由を 僕はまだ知らなかった [Verse 1] メルボルンの冬の風に 君の髪が揺れていた トラムを待つ午後のこと 今も鮮やかに思い出す カフェの窓に映る僕を からかうように笑ったね 「また明日」 その言葉があるだけで 毎日が少し特別だった [Pre-Chorus] だけど季節は急ぎ足で 君はソウルへ帰っていった 地図の上ならすぐ隣でも 心は簡単に追いつけなくて [Chorus] 東京からソウルまで たった2時間15分 飛行機ひとつで行ける距離を 僕はずっと遠く感じてた 近いのに遠い 同じ空の下なのに 君を忘れる方法だけが どこにも見つからなかった [Verse 2] 仁川(インチョン)空港から街へ向かう A’REX(空港鉄道)の窓の向こう 初めて来たはずなのに なぜか懐かしい景色だった ハングルの看板が並ぶ 細い路地を歩きながら 君が好きだった雑貨店を ひとつずつ探してみる どこか昭和に似ているような 少し古い商店街の匂い 知らない街なのに不思議と 肩の力が抜けていった [Pre-Chorus] 待ち合わせの時間が近づく スマホばかり見てしまう 何度も打っては消した言葉が 画面の中で渋滞していた [Extended Instrumental] Piano Gayageum Daegeum Strings Seoul evening skyline [Bridge] 漢江(ハンガン)沿いの夕暮れ オレンジ色の風の中 遠くに見えたその姿は 写真より少し大人だった 手を振る君を見つけたら 急に言葉が出なくなって 「久しぶり」 たったそれだけなのに 離れていた季節全部が 静かにほどけていった [Chorus] 東京からソウルまで たった2時間15分 飛行機ひとつで来られる距離を 僕は勝手に遠くしていた 違う国で 違う言葉で 違う毎日を過ごしても 君を想う気持ちだけは 時差もなく続いていた [Last Chorus] ハングルの看板が灯る 帰り道の路地裏で 「お腹すいたね」 メルボルンの頃みたいに 君が笑って歩き出す 小さな店で向かい合って 二人で囲むタッカンマリ 特別な約束なんてなくても こんな時間が嬉しかった 東京からソウルまで たった2時間15分 近いのに遠かった距離は 君の笑顔で消えていく [Outro] 漢江(ハンガン)の夜風に吹かれながら 「また明日ね」 そう言えたことが 何より嬉しかった 東京からソウルまで たった2時間15分 今度はきっと 遠くない

