
藁の香りを添えて
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Mio「ねえ.クワッシュ? この藁.よく燃えそうね。 燃やしちゃうかな?」 形ある物は全て仮初のイリュージョン 始まりがあるから終わりを乞うの 完璧に引いた境界線 融けていく境界の la vie ねえ、私たちは最初から 何もなかったの 灰になれ 概念も 祈りも エゴも 熱を失った世界でゼロが踊る 形を無くして物質から解き離れて 綺麗でしょ?視界の果て 完全なる虚無 Mio「大丈夫、痛くしないから」 執着も記憶も乾いた依代 寄り添うほどに摩擦で爆ぜるディソナンス 意味を削いで骨組みだけにしたらさ あとは還すだけのC'est éphémère 戸惑いなさい 懺悔しなさい お許しください この惨めなアヒルを あっけない記憶も時間も愛も 全ては幻 私は終わりを乞うの 意味を剥ぎ取って骨髄から解き放たれて 何もない これが世界の 完全なる自由 Mio「ねえ、お腹空いたわ。 北京ダック 藁の香りを添えて 美味しそうな名前じゃない?」 すべてを焼き尽くす炎のなかで あわれな影が 融けて消えてゆく ねえ、想像してみて? これが、世界の終わる音 全て消えろ 私もあなたも宇宙も 光に飲まれて全ては一つに還る 全部失いこの場所なら解き放たれて 何もない これぞ世界の 完全なる閃光 Mio「今日は.やめてあげる。 感謝しなさい。 次はないからね」

