
人混みの隅で 目を伏せていた 凛として 誰かを待っていた だからあなたが 手を伸ばしたら 止まった時間が ほどけていった はじめてなのに 懐かしいのは 胸のどこかが 覚えてるから なぜかあなたに 惹かれていく 帰る場所なら ここだと思った 逢いたい たとえ道がなくても どんな明日が待っていても あなたのそばで息をして ぬくもりを感じていたい 逢いたい ただ逢いたい 言葉ひとつ届かなくても この心だけは変わらずに あなたをずっと呼んでいる 静かな午後と ほどける寝息 それだけでいい そう思えたのに あなたの視線が 誰かに向くたび 胸の奥が 激しく痛んだ あの日詠んだ 遠い歌みたいに 胸を焦がす想いが いま響く 触れたぬくもり 失うことが こんなに怖いのは なぜだろう 逢いたい この身が滅びても たとえ願いが叶わなくても あなたを想うこの気持ち 消さないで抱きしめたい 逢いたい ただ逢いたい すぐそばにいる 遠いひと 届かないほど 愛しいと 知った夜には 涙がこぼれた わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 恋しさに思い悩んだ今は もうどうなってもかまわない たとえこの身が滅んだとしても あなたに逢いたいと願う 逢いたい この身をつくしても どんな明日が待っていても あなたのそばで息をして ぬくもりを感じていたい 逢いたい ただ逢いたい 何度離れてしまったとしても 今度はちゃんと伝えたい あなたじゃなきゃだめだと

