
[Verse 1] 時計の針が刻む音だけが 静かな部屋にぽつりと響いてる 言いそびれた言葉の欠片を 手のひらでそっと転がしてみる [Verse 2] 窓の外では街が眠りにつき 街灯だけが揺れて照らしている 本当はもっと素直になれたら 違う今日があったのかな [Pre-Chorus] ガラス越しに映る自分の影 ため息ひとつ 夜気に溶けてゆく 曖昧な光の粒になって 宙を漂い始めた [Chorus] ただ、それだけでよかったのに 言葉にできない胸の奥の痛みが 静かに空へと広がってゆく 遠く離れた君の街まで 届くはずもない願いを乗せて 今夜も言葉は 宙を漂う [Verse 3] 画面に浮かぶ短いメッセージ 打っては消した本当の気持ち あの日交わした何気ない笑顔が 暗闇の中に浮かんでは消える [Pre-Chorus] 夜の静寂に身をゆだねたら 寂しさも少しだけ優しくなる まだ誰も知らない夜明け前 思いだけが遠くへ跳んでいく [Chorus] ただ、それだけでよかったのに 伝えたかった本当の気持ちは 夜風にかき消されてゆくよ 言葉にならなかった想いだけが 星の瞬きのように煌めいて 夜空の隙間に 溶けてゆく [Bridge] もしも時間を巻き戻せるなら あの瞬間に戻れるのなら 迷わずに君の手を握りしめて 笑ってみせるのに [Chorus] ただ、それだけでよかったのに 言葉にできない胸の奥の痛みが 静かに空へと広がってゆく 朝が来るまでのほんの少しだけ 君を想うこの時間を許して 愛おしい過去として 抱きしめるから [Outro] 東の空が少しずつ白んでいく 夜の帳が明けていく中で 言葉たちは静かに消えていく 優しい光に包まれながら……

