(Verse 1) 待つ匂い それは重たく ドライアイスのように 駅のホームに溜まり 旅立ちを引き止めない 列車は遅れている 雪の重みで線路に樹が倒れたと 鉄道無線のスピーカー 僕一人のためにエコーする (Chorus) 大した旅じゃない ふるさとから逃げるだけ それらしい希望を取ってつけて 依存できる居場所を探しに行く 情けなく帽子を目深にかぶる 現実逃避行 (Verse 2) 間に合った夜行列車にホッとしない 旧国鉄車両 座席の暖房はおしりが焼けるほど熱い 色褪せた垢のついた車窓 ここには夜景などない ただ若いだけの僕が黒く映る 青春真っ暗闇 ただ変わりたい一新で (Chorus) 大した旅じゃない ふるさとから逃げるだけ それらしい希望を取ってつけて 依存できる居場所を探しに行く 情けなくイヤホンで耳をふさぐ 現実逃避行 (Bridge) 明け方の上野駅 待つ匂い ドライアイスのように 駅のホームに溜まる 脱ぎ捨てられた未練かな 層が分厚い (Outro) あれ?ふいに鼻血が出て 生きているふうになった