
光る地面を踏んでいく 傘なんていらない今夜は 誰かの声が溶けていって 空の音だけ耳に残る 冷たいはずなのに笑えてくる 頬に触れるものが優しくて このまま溶けたっていいじゃない ねえ もう少しだけここにいよう 全部流れていけばいい 剥がれるなら剥がれていけ 消えていくのか 許されるのか もう どっちでもいいや 空が全部受けとってくれる ここで叫んでも誰も聞いてない ただ 立っていたい 雨音の中で 街の灯りが滲んでいる 靴の中まで染みてきた それでも足が止まらないのは この感覚が心地いいから 濡れるほどに軽くなっていく 抱えてたものが流れていく このまま空まで飛べそうな 理由のない予感が溢れてくる 全部流れていけばいい 剥がれるなら剥がれていけ 消えていくのか 許されるのか もう どっちでもいいや 空が全部受けとってくれる ここで叫んでも誰にも届かない ただ 歌ってたい 雨音の中で 地面の匂い 草の匂い 世界が洗われるたびに 私もどこか新しくなる 遠くの窓の灯が優しい 全部流れていけばいい 剥がれるなら剥がれていけ 消えていくのか 許されるのか そんなの もうどうだっていい 空が全部引き受けてくれる 何もかも失くして 空っぽでも また立てる気がしてきたよ 雨音が教えてくれたから

