
踏み出すたび 風が耳を撫でる 不安も晴れも かばんに入れて 夕陽が僕の 影を引き伸ばす 一歩ごと昨日の 慌てを砕いてく 道に落ちてるのは 石じゃない 昨日砕けた ためらいのかけら そっと拾って ポケットにしまう 夜になれば きっと星になる 答えてくれるのは 足音だけ 誰にも聞こえなくても いいんだ これは自分の ために鳴る音 明日へ来た道は 問わない 夜が深いほど 星は負けない 孤独さえ自分で 選んだ荷物 小さな光が 目の奥で揺れて 消えないまま 朝を待っている 聞こえるよ 二つの足音 昨日の僕と 明日の僕 近づいて重なって また少し 離れて いく 明日へひび割れも 連れてく 弱さも強さも 同じかばんに 胸が熱いなら それでいい どんな遠くでも 踏み込んでく 世界が静かで 鼓動だけ残る 足音が胸の奥で 燃えてる 立ち止まった ほんの一瞬 寂しさの果てで分かったんだ 傷は全部道しるべ 足音が僕に残したしるし 踏み出していく 明日のほうへ 不安も希望も 全部持っていく この息がまだ 続いているなら 僕の足音は まだ道の上 風が耳を掠めて 足音は続いていく まだ歩いてる まだ歩いてる

