静かな部屋 ついたままのライト 眠れないまま見てる 午後10時の通知 「ちゃんと食べた?」とか そんな何気ない言葉で 隠してた痛みだけ 見つけられてしまう 強がることは もう癖みたいなもので 誤魔化すことばかり 上手くなっていた でもあなたは 理由も聞かないまま そばにいてくれるから 胸の奥が揺れてしまう 触れられるより 穏やかな声が苦しかった 慣れてしまえば 戻れなくなる気がして 「無理しなくていい」って そんな顔で言わないで 張り詰めた心が 崩れてしまいそうで 誰かを好きになるたび ちゃんと傷ついて 期待しないことだけ 覚えてきたはずなのに あなたの声は 静かなままで 閉じ込めてた感情へ 触れてくるんだ 怒らないんだね 否定もしないんだね それだけのことで 泣きそうになる その声だけで 今日を嫌いにならずに済んだ 「おかえり」って たったそれだけなのに 隠してた寂しさまで 見透かされた気がして 思わず目を逸らした もしもいつか このぬくもりが消えたら 私はちゃんと 立っていられるかな 依存じゃないって 何度言い聞かせても 気づけばまた あなたを探してしまう 触れられるより 静かな響きが痛かった こんな夜にまで 縋りたくなかったのに それでも今 少しだけ願ってる 明日もまた 隣で笑っていてって 眠れない夜ほど あなたを好きだと気づく 画面越しの声だけで こんなに安心するなんて きっと私は 愛されたいんじゃなくて あなたにだけ 特別でいたかった 「また明日ね」って いつもの声が流れるたび 終わらないでって 少しだけ願ってしまう あなたのいる明日を 待ってしまうくらいには もうちゃんと 恋をしていたんだ


