
(Verse 1) 土曜の午後 嘘をついて家を出た 仕事だと言ったけれど ただ、あてもなく車を走らせる 窓の外、流れていく景色 (Verse 2) 社会(しゃかい)現象 聖地となった隣町 観光客で溢れかえる 見渡す限りに、人、人、人 以前と違う高層ビル (Pre-Chorus 1) 新しく出来るおみやげ 見たことのある御当地グルメ 流行(はや)りの飲み物 模倣(もほう)された新店舗(しんてんぽ) (Chorus) 賑わう街並みの中 変わるものと変われないもの ただ、そこにある景色見つめ 心だけが取り残される (Verse 3) 賑やかな街並み 移り変わる旅人 でも、きっと残っている 住人の生活の名残(なごり) 観光の人には目に入らない情景 (Pre-Chorus 2) 消えた子供の姿 通りにはソメイヨシノ 置き換わる店舗と看板 ただ、過ぎゆく時の中で (Bridge) 新たな税収の確保 地元のめんめんと受け継がれた 古き良き町並みと行事(ぎょうじ) 公権の名の下(もと)に 整備される景観(けいかん) 生活感のない通り 意味を奪われた儀式 その中にもしかしたら あったかもしれない 昇華の可能性 遠ざけられる彼岸(ひがん) (Chorus) すべては変わってゆく 街も人も 同じものなど何処にもないのに 「此処は変わらないね」 そのフレーズに私は小さく呟く 思考を止めたその言葉は 『呪詛になるよ』

