夕焼けの匂いが アスファルトの熱に混ざって 帰り道をゆっくり 長くしていった コンビニの前で 座り込んで笑った 何が面白かったか 今はもう分からない ただあの瞬間だけ 世界が優しくて 何も怖くなかった あの頃の俺ら 未来なんて まだ遠い話で 君といるだけで それでよかった 振り返ってよかったと 言えるってことは その時代にちゃんと 幸せがあったって証拠 泣いた夜も 黙ったままの帰り道も 俺がちゃんと 生きてた証拠 大人になるって 強くなることだと ずっとそう 思っていたんだ でも本当は 守りたいものが 増えるほど 弱くなるんだな 言えなかった言葉 返せなかった連絡 すれ違っていった あの日の気持ち それでもまだ 胸の奥で あの頃の日々が 光ってる 「あの頃はよかった」 その言葉は 逃げじゃなくて きっと祈りだ 振り返ってよかったと 言えるってことは その時代にちゃんと 幸せがあったって証拠 失ったものも 置いてきた夢も まだ胸の奥で 鳴り続けてる もしあの頃の俺が 今の俺を見たら まだ歩いてることを 笑うだろうか 振り返ってよかったと 言えるってことは その時代にちゃんと 幸せがあったって証拠 涙も後悔も 全部抱えたまま 俺は今も ここに立ってる あの頃はよかった そう言える俺は まだ終わってない