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月下クロッキー

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窓辺の光がずれていく 君の足音だけ ちゃんと拾ってる 名前を呼ばれる前の静けさが なんでかいちばん落ち着くんだ 君の目がこっち向く それだけで胸があたたかくなって 少し 誇らしくて 知られたくなくて目をそらす 置いてかないでよ、なんて 言えないけど思ってる 知らない匂い纏って帰るの ちょっとだけ気に食わない でも帰ってきた時の 嬉しさは隠せないんだ 君が笑えばそれだけで 今日がまるごと好きになる 君が選んでくれたおもちゃ 全部 好きだけど 一緒に遊んでくれるから もっと好きになる ほんとは知ってるんだ 僕の方が先に 老いてくこと それでも今日の君を 守りたいって思ってしまう ずっとそばにいるよって 言えたらどんなに楽かな 君の笑い声が続くなら それだけで十分だよ 触れられる距離のままで ずっと居たいだけなんだ 名前を呼ぶ声が 明日も聞こえますように もしも言葉を持てたなら ひとことだけ浮かぶけど たぶん言わない 額を寄せる方が ずっと自然だから 置いていかないでなんて ほんとは言うつもりなかった でも君の指が僕に触れるたび 言葉より先に心が鳴く どんな未来でも 今日の君を忘れないよ ねぇ、もう少しだけ そばで呼んでいて 僕の名前を