[Intro] 午前(ごぜん)二時(にじ)の歩道橋(ほどうきょう) 錆(さ)びた手(て)すりを叩(たた)いてみる カン、と返(かえ)ったその音(おと)が 誰(だれ)かの部屋(へや)まで届(とど)けばいい アンプの赤(あか)いランプ まだ消(け)す気(き)はない [Verse 1] コンビニの白(しろ)い袋(ふくろ) 自転車(じてんしゃ)の籠(かご)で揺(ゆ)れてる 信号(しんごう)は誰(だれ)もいないのに 律儀(りちぎ)に青(あお)へ変(か)わった あたしはピックを噛(か)んで 六弦(ろくげん)を一度(いちど)鳴(な)らす 知らない誰(だれ)かが 同(おな)じ夜(よる)を起(お)きている [Pre-Chorus] 壁(かべ)の向(む)こう 線路(せんろ)の向(む)こう 名前(なまえ)も顔(かお)も知(し)らなくていい この振動(しんどう)が 床(ゆか)を伝(つた)うなら まだ切(き)れてない [Chorus] **つながってる つながってる** 靴底(くつぞこ)から街(まち)の底(そこ)まで **つながってる つながってる** あたしのノイズと君(きみ)の呼吸(こきゅう) 世界(せかい)がひとつの身体(からだ)なら このギターは傷口(きずぐち)でいい **鳴(な)らせ 鳴(な)らせ** ANIMA MUNDI まだここにいる [Verse 2] 地下鉄(ちかてつ)の窓(まど)に映(うつ)る 眠(ねむ)そうな学生(がくせい)と会社員(かいしゃいん) イヤホンから漏(も)れたスネアに 知らない指(ゆび)が膝(ひざ)を叩(たた)く それだけで少(すこ)し笑(わら)った 昨日(きのう)投(な)げた空(から)の缶(かん)は まだ机(つくえ)の下(した)に転(ころ)がってる **君(きみ)に届(とど)かなかった言葉(ことば)だけが、歯(は)みたいに残(のこ)ってる。** それでも朝(あさ)は来(く)るらしい [Pre-Chorus] 鉄(てつ)の橋(はし)も 濡(ぬ)れたアスファルトも 触(さわ)ればちゃんと冷(つめ)たい 生(い)きてる証拠(しょうこ)なんて 大(おお)げさじゃなくていい 触(ふ)れたら分(わ)かる [Chorus] **つながってる つながってる** 電線(でんせん)から屋上(おくじょう)のアンテナへ **つながってる つながってる** 君(きみ)の沈黙(ちんもく)とあたしの爆音(ばくおん) 世界(せかい)がひとつの身体(からだ)なら このギターは脈拍(みゃくはく)でいい **鳴(な)らせ 鳴(な)らせ** ANIMA MUNDI まだ終(お)われない [Bridge] 弦(げん)が切(き)れた 細(ほそ)い金属(きんぞく)が 指先(ゆびさき)を赤(あか)くした ナツメなら呆(あき)れるかな ミカなら黙(だま)って張(は)り替(か)えるかな トアならきっと笑(わら)うだろう でも今夜(こんや)は この五本(ごほん)でやる 足(た)りないままで 鳴(な)らせる音(おと)がある [Final Chorus] **つながってる つながってる** 錆(さ)びた手(て)すりも 割(わ)れたスピーカーも **つながってる つながってる** 昨日(きのう)の君(きみ)と今日(きょう)のあたしも 世界(せかい)がひとつの身体(からだ)なら 完璧(かんぺき)じゃなくて当(あ)たり前(まえ)だ **鳴(な)らせ 鳴(な)らせ** **鳴(な)らせ 鳴(な)らせ** ANIMA MUNDI あたしたちは 孤独(こどく)のままで ひとりじゃない [Outro] アンプの電源(でんげん)を落(お)とす それでも耳(みみ)の奥(おく)で まだコードが鳴(な)っている 窓(まど)の外(そと) 始発(しはつ)が走(はし)った 世界(せかい)は今日(きょう)も 勝手(かって)に続(つづ)いていく