
希薄な存在 Cease to Exist
V5
罪が染み出す ランプを点けて 暗闇の中を 漂っていた 希望の光 心許なく 茨の茂みに 身を委ねてた 何も見えない 迷路の中を 涙を零して 彷徨っていた 悲痛な声は 空虚に響き 泣き叫ぶ声は 霞と消えた 悪い夢を 見ているように 心が大きく 捩れてく 白と黒の 振りゆく雨が 微かな正気を 捨て流す 私のすべてが 霧になって この世に生を 受けた意味無く 朽ちた社で 私は祈る 明日も私が いますように 夜の帳が 落ちゆく頃に 空っぽの箱を 引きずっていた 底無き箱に 望みを詰めて 乾いた笑顔を 浮かべて泣いた 真っ直ぐ続く 道路の上を 希望を零して 這いずっていた 満身創痍 立ち上がれずに 助けを求め 嘔吐き続けた 悪い夢を 見ているように 心の底まで 穢れてく 赤と青の 鋭きナイフ 僅かな理性を 切り裂いた 私のすべてが 靄になって 生から逃げる こともできずに 真紅の月に 私は祈る 明日も私が いますように 生きてる意味を 見出だせなくて この血の呪い 耐えきれなくて 私のすべてが 霧になって この世に生を 受けた意味無く 朽ちた社で 私は祈る 明日も私が いますように 私のすべてが 靄になって 生から逃げる こともできずに 真紅の月に 私は祈る 明日も私が いますように 私のすべてが 塵になって 見えない色と 交じり重なり 虚無の世界で 私は祈る 明日も私が いますように

