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シュガーコーティング

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V5.5

カップの 縁に 残る 甘さ 指で なぞって 確かめる ネオンを 映した 窓越しに 私は 私を 選んでる 似合いそうな 言葉 集めて それらしく 並べて 見せる 少しだけ 軽い 口ぶりで 本当だけを ぼかしてく 綺麗な ままで いるために 何かを そっと 落としてる 混ぜたぶんだけ 薄れていく 答えは どこにも ないのに シュガーコーティング 口どけだけが 優しい 壊れそうな ところは 上手く 隠して 笑う シュガーコーティング 甘さに 紛れた 真実 触れれば ほどけていくのに 誰も 触れようと しない 好き嫌いまで 整えて ちょうどいい 温度で 答える いいねの 波を やり過ごし 変わらない 今日を 伸ばしてる 継ぎ接ぎみたいな 毎日で どこまでが 私なんだろう 借り物ばかり 重ねても 似合えば それで いいのかな 選ばれなかった 言葉たちが 静かに ここで 眠ってる シュガーコーティング 崩れそうな 均衡で 綺麗な ふりを 続けるほど 少しずつ ずれていく シュガーコーティング 痛みも ラベルになる 「これでいいよね」って 呟いて 答えは まだ 出ないまま 甘く 塗られた 記憶ほど 後味だけが 残ってる 光の 滲む 街の中 本当だけが 見えにくい シュガーコーティング 甘さが ほどけていく 綺麗じゃなくても いいから 少しだけ 本当を 落として シュガーコーティング そのままで 構わない 柔らかな ままでいいから 私を 鳴らして