
朝が来るたび 手のひらの上 まだ名前のない色が生まれる 今日という日は まだ真っ白で 君が最初の 一滴を落とす 染まってゆく 世界がひとつ 昨日とは違う 匂いをまとって 明日はきっと 違う色 違う感情 違う世界 それでも君は 手を止めない 今日という日を 塗り替えてゆく 重ねて 重ねて 重ねてゆく色が いつしか誰にも 消せない名前になる それは はるか色 世界に一色 増えてゆく 365の キャンバスの上 同じ色は ふたつといらない 悲しみの色も 喜びの色も 全部 君だけの筆で描かれる 染まってゆく 世界がひとつ 今日という日を 手放さないで 明日はきっと 違う色 違う感情 違う世界 それでも君は 手を止めない 今日という日を 塗り替えてゆく 重ねて 重ねて 重ねてゆく色が いつしか誰にも 消せない名前になる それは はるか色 世界に一色 増えてゆく 一色じゃ 足りないくらい 君の世界は 広がっていく 真似できない 濃さで 深さで 今日も また 新しい色が生まれる 明日もきっと 違う色 違う感情 違う世界 それでいい それがいい それが君の 描き方だから 重ねて 重ねて 重なったすべてが 気づけば大きな ひとつの絵になる それは はるか色 世界に一色 増えていく 君にしか 塗れない色

