またいつもの朝がやってくる アラームが昨日の僕を殺す 歯磨き 着替え 駅までの道 名前のない日々を今日も消費する 窓に映った知らない顔に 「おはよう」なんて言ってみる 昨日と今日の境目なんて とっくに腐って見えなくなった 新しいことなんて何もない 新しい僕なんてもっといない 退屈を飼い慣らしたつもりで いつの間にか飼われていた またいつもの朝がやってくる 昨日の焼き直しみたいな世界で 「生きてる」なんて大袈裟なことを ただ繰り返してるだけなのに 飽き飽きした 飽き飽きした この平和な地獄に飽き飽きした 壊したいほど何も壊せなくて 僕は今日も僕を演じている コンビニの光 交差点の青 誰かの笑い声 イヤホンのノイズ 全部知ってる 全部くだらない なのに全部失うのは怖いらしい 「普通」でいることが正解なら 僕は一体いつから不正解だ? 昨日までの僕を引きずったまま 明日の僕まで予約されている もしも世界が終わるなら 最後くらい僕が選びたい 同じ朝を迎えるくらいなら 知らない夜に飛び込んでみたい またいつもの朝がやってくる だけど今日は昨日とは違うんだ つまらないなら つまらないまま終わるほど僕は素直じゃない 飽き飽きした 飽き飽きした この退屈な人生に飽き飽きした だから壊すんだ 僕の手で 明日の僕が笑えるくらいに またいつもの朝がやってくる その朝を変えるのは僕でいい