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薄い桜舞い

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V4.5-ALL

[Intro] あ、 未だそこは 薄い桜色で 風もないのに 一枚だけ 舞っている 誰のものでもない みたいな顔で [Verse 1] 誰かが言った ような気がする 桜色が 似合うねって 名前はもう 思い出せない 声だけ少し 残ってる 冷めたカップを 指でなぞって 時計の音を 数えてた 忘れようとは してないけれど 思い出すのも 疲れてた [Pre-Chorus] だから一歩 右へずれて 次は左へ 逃げてみた 意味のない手を 高く上げたら 胸の奥だけ 少し遅れた [Chorus] 薄い桜舞い くるり くるり 似合うと言った 声をかわして 薄い桜舞い ぐるり ぐるり 名前のない夜を 踏み鳴らす 忘れるために 踊ったのか 踊ったから 忘れたのか 分からないまま 回っていたら 桜が全部 外へ飛んだ [Post-Chorus] あー、疲れた あ、 ラーメン食べよ [Verse 2] 湯気の向こうで どんぶりが言う こちらはずっと 待ってました 踊り終わりの その顔ならば 塩でも味噌でも 受け止めます 箸を持つ手が まだ揺れている 麺まで少し 踊ってる 止まったつもりの 身体の中で フロアがずっと 回ってる [Pre-Chorus 2] スープの月を そっとすくって 現実らしさを 確かめた だけど身体は 覚えていた さっきのターンの 続きをまだ [Chorus 2] 薄い桜舞い くるり くるり 湯気に紛れて 春が戻る 薄い桜舞い ぐるり ぐるり どんぶりの縁まで 夜が来る こぼしたわけじゃ ないのです 世界が少し 傾いただけ そう言いながら 袖を見たなら 薄い染みまで 桜色 [Interlude] (くるり) こちらラーメン側です ただいま 麺、スープ、記憶の順に 流出しております 原因は不明 ただし本人は かなり踊っています (ぐるり) [Bridge] 忘れたいものは 消えないくせに 形だけ変えて そばにいる 声はリズムに 名前は湯気に 桜は染みに なっている それでも夜は 悪くなかった 少し笑えた 気もしてる 似合うと言った 誰かのことを 知らないままで 踊れてる [Breakdown] 右 左 一歩 二歩 半回転して 知らない顔 右 左 一歩 二歩 思い出す前に もう一度 あー、疲れた でもまだ少し 回ってる [Final Chorus] 薄い桜舞い くるり くるり 誰かの言葉を 春に返して 薄い桜舞い ぐるり ぐるり 残った自分を 抱えて踊る 忘れるために 踊った夜も 忘れられずに 踊った朝も どちらもたぶん 嘘ではなくて 薄い桜が まだ舞っている 薄い桜舞い ひらり ひらり 止まった後にも 裾が揺れる 薄い桜舞い 最後の一枚 どんぶりの中へ 静かに落ちた [Outro] あ、 未だそこは 薄い桜色で でもさっきより 少しだけ遠い あー、疲れた あ、 ラーメン食べよ ……あ こぼした