©️achrag.org 人ごみかきわけ、探す影 貴方の浴衣を思い出す ドンと、響く大花火 夜空を焦がして、消えてゆく ああ、逢いたくて、逢いたくて 涙で滲む、夏祭 貴方がくれた髪飾り 鏡の前で、刺してみる 擦れ違うのは幸せな 恋人ばかりの境内よ ああ、切なくて、切なくて 未練が揺れる、夏祭 夜店の明かりが、消えかけて 人なみ まばらに なる頃に 独りで そっと すする酒 心に冷たい 風が吹く ああ、恋しくて、恋しくて 夜更けに独り、夏祭 祭の後の、静けさに 夜空を見上げりゃ、星一つ いつか貴方と、もう一度 歩ける秋を、待ち侘びる ああ、抱きしめて、抱きしめて 面影、追って、夏祭
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