
5️⃣ [LIVE] PARALEL WORLD - ANDANTE -
𝔸𝕀𝕌【𝔸udible 𝕀dol 𝕌niverse】 音楽プロジェクト"𝙇𝙄𝙉-𝙜𝙞𝙧𝙡 𝙉𝙐𝙈𝘽𝙀𝙍𝙎"が描く一大叙事詩 𝔸𝕀𝕌 # 5 - 6 https://suno.com/playlist/4e179df0-d129-4cf5-ba7a-fe8229949d05 [総集編] 3分でわかる 𝔸𝕀𝕌 https://suno.com/playlist/b46c3510-4f2f-49ad-8833-d42157db6a56 ↶⇃↧↡↓⇣⇟⇓⇊ 🆂🆃🅾🆁🆈 is below ⇊⇓⇟⇣↓↡↧⇂↷ ────────────────────────────────── 5️⃣ Fic☆5ion [multilingual,multi-genre,muiti-Ⅴerse] 🅿🅻🅰🆈🅻🅸🆂🆃 (☆∀☆)Ⅴ https://suno.com/playlist/353f685c-0091-4591-b990-be4041e263f5 5️⃣ NON-Fic☆5ion - WORLD TOUR - 🅿🅻🅰🆈🅻🅸🆂🆃 https://suno.com/playlist/54042ab2-eb63-47e5-9b48-5dca71d4d48c #歌詞の元ネタ 4️⃣ 4Li(n'Å'n)GEL [harmonized vocal,high-energy,hypnagogic electropop] 🅿🅻🅰🆈🅻🅸🆂🆃 °˖✧。(n'Å'n)。✧˖° https://suno.com/playlist/f266de55-b611-48a2-8131-a6fdd07b7531 6️⃣ Siↄ|‹!S /詩篇『パピヨンの伝説』 [dark cabaret, futuristic soundscapes, space opera] 🅿🅻🅰🆈🅻🅸🆂🆃 ʚ(⑥'’⑥)ɞ https://suno.com/playlist/189dbc8f-47ba-4142-885d-bf95ab633792 ────────────────────────────────── [Intro] "適当に作った世界だから適当に滅べばいい と 亡者の寝言を聞いた。" [verse 1] [russian] Мне видно всё, что скрыто от глаз, Нежная правда твоего мира. [swahili] Nikivuka anga iliyo wazi, ningekugusa karibu zaidi. [pre-chorus] [english] When parallel worlds align, My heart starts to shake. [czech] Teď, opravdu [chorus] [swahili] Ninakutazama, kila ulicho nacho [russian] Улыбки и слёзы, Сила и слабость. [czech] Blíž než kdokoli jiný, cítím tě. [english] This feeling alone Is my only proof [verse 2] [swahili] Nilizaliwa katika dunia tofauti, siwezi kutembea kando yako, lakini nikituma ombi kwa upepo wazi, naamini litakufikia. [japanese rap] 慌てふためくカレル・チャペックを後目に 嘲る喋るパペッツは 絶えず仮説の中でまくし立てる 間接話法の阿呆や君子まで 杓子定規のカセットテープに羅列された零と一のワンセット 半径と半径足して二で割って 五次元に送り込んでタンジェント ガジェットはジェット噴射で届く アジア全土を蠕動して轟く マジェントの風車 優雅に回る 崇拝者にとっちゃ勇者に変わる 雄大なダイナモばりの大役 アリバイも語り甲斐もない社会の害悪と バイアス 奪い合った結果 分岐する小枝の先の古エッダ オートメーションの情報戦争の中 高等技術 口頭伝承 両方記す六法全書 その他大勢がお膳立てしたノイローゼも 呆然とするコーゼーション 差別と破滅と荒れるトラベルに持ち込まれるトカレフじゃ... パワー不足かも 不遜なトムソンガゼル飛び込む ワームホールの向こうのジャンクション 亞、嗚呼、無情 @、噫、無情 [bridge] [russian] Даже если миры не совпадут — нормально. [czech] Moci tě chránit už je štěstí "適当に作った世界だから適当に滅べばいい と 亡者の寝言を聞いた。" [chorus] [swahili] Ninakutazama, kila ulicho nacho [russian] Улыбки и слёзы, Сила и слабость. [czech] Blíž než kdokoli jiný, cítím tě. [english] This feeling alone Is my only proof [final chorus] [swahili] Najua yote kukuhusu [russian] Тайны и мечты, Все они особенные. [czech] Tenhle cit je můj svět [english] A parallel melody Echoes forever [outro] ────────────────────────────────── 🆂🆃🅾🆁🆈 第6章 『 𝐃𝐑𝐄𝐀𝐌 & 𝐃𝐑𝐄𝐀𝐌 』 vol.1 4Li(n'Å'n)GEL が門を設け Fic☆5ion が守る、夢想と音楽で満たされた世界。 "ドリマ☆ムジカ/DREAMÅ☆MUSICÅ "。 幻想豊かな"肥沃な土壌"。 覚醒したまま通る夢路への入り口....... 微睡みよりも、ほんのわずか手前にある『糸睡宮 -hypnÅgogia-』。 解放された防衛機構:muiti-Ⅴerse − 多世界解釈 − のポータルから解き放たれた無数の糸により紡がれた、Wonder-Wide-Web が捕らえたのは、奇妙な一匹の蝶だった。 目まぐるしく変わるその音域、その性質に警戒したGlitch, Distortion, Reverbe, Delay, そして、Echo―― Fic☆5ion の"手"が伸びる。 しかし、ひらりと交わし、 Fic☆5ion の司る音を変質させる演出 - エフェクト - の力でさえ吸収しながら、蝶は『糸睡宮』の門を抜けていく。 その導き手は、いまひとつの手。 すなわち、6本目の手だった。 そのしなやかな指先に誘われるがごとく、蝶は"ドリマ☆ムジカ/DREAMÅ☆MUSICÅ "の、夢境の渦へと吸い込まれていった。やさしく抱き寄せるがごとく、五次元に突き立てられた門は独りでに閉まり、 Fic☆5ion の五つの手、その指先すんでのところで固く鎖された。 さながら五に一を足して六とするかのごとく、門を封じた閂。 そこに彫りこまれた文字を、 Fic☆5ion は指でなぞる。 文字のようでいて、模様のようでもある、その刻印を、 Fic☆5ion はただただ Wonder-Wide-Web の記憶ログ——事象共鳴配列 " Episodic Resonance Array " に保存するに留まる。 その奇妙な文字列は――" Siↄ|‹!S "。 増殖する腫瘍のごとく、詩情が『糸睡宮』を侵食していく。 演出 - エフェクト - は支配され、やがて、Fic☆5ion 自ら不協和音の一部と化していった。 * 〚言うなれば、"詩"に至る病……ってところかな。〛 《詩人》はいつの間にか手袋をつけていた。 しなやかな指先のうえでくるくるとハットを回し、親指と人差し指で弾くと、ハットはダイソン球かフーコーの振り子のような残像を宙に描いた。 まるで何もない《詩人》の襟元、十数センチ上のところに着地したあとは、その間隔と位置角度を変えることはなかった。手袋がハットを持ち上げて少しだけ調節する素振りをした。 〚今の、なかなか洒落てなかった?〛 「そうね。まぁまぁかしら」 〚君にしては評価が厳しいね、ドロビィ。〛 「今まで甘かったことなんてあったかしら」 《詩人》のコートが剽軽に肩をすくめた。 「あ、あのぅ……そろそろ、ちゃんと教えてもらっていいでしょうか。私たちはいったい何を見せられているのでしょう……」 〚おや、ツクシ殿。ツッコむタイミングが遅いぞ。もっとタンタンッとツッコんでくれたまえ。〛 「いや、ツッコんでるつもりはないんですけど……あそこに映ってるのは、なんなんですか」 ツクシが指さす煉獄の赤土のうえに、緞帳のように"アトモスフィア"が画面となって、今しがた五本の手首が黄金の門の前で右往左往する様を映し出していた。 「あの子たちは、フィクシヲンっていうの。ドリマ・ムジカを守ってくれてる」 「手首だけしか見えなかったけど」 〚そうさ。幽霊みたいなものだ。アカリ殿、心配いらない。君以外にも見えている。ドロビィ、彼女さ。私の存在に気付いていたのは。〛 「あぁ。裸を見られたって言ってた子ね」 アカリが慌てて立ち上がって、かぶりを振った。 「私……気配を感じただけで、裸なんて見てない」 〚アカリ殿。よくよく考えて見たまえ。"星霜の庭"で私は君たちの背後数メートルのところに立っていたのだ。今みたいに正装でいたらすぐばれてしまうじゃないか。〛 「じゃあ、あのとき……なにも着てなかった……ってこと?」 〚あははは。だが、勘違いしないで欲しい。私は一糸まとわぬ姿でバルコニーの椅子に腰かけて庭を眺めるのが趣味なのさ。そのひと時を邪魔したのは、なにを隠そう君たちの方だ。……まぁ、私はなにも隠していなかったがね。〛 赤土のうえを乾いた風が吹く。誰も笑わなかった。 〚ドロビィ。今のも、まぁまぁかな。〛 「ちょっと大人向け過ぎたのかもね」 〚早く成長したまえ。少女諸君。〛 カリゴが一歩前に出た。 「それで、Dominus 《Poeta》(《詩人》さん)。あの蝶の秘密について教えてもらいたいことがある。あの摩訶不思議な映像を見ていれば、その謎が解き明かせるのか」 〚あぁ、"Domina Caligo"。焦燥はつまづきを招く。君たちは謎やら秘密やら、そういった類のものに御執心のようだが、大してつまらない解答のことも多い。だから明かしてしまおう。あの蝶は私の、ノンノン、私とドロビィのかけがえのない友人であり、もっと親しみを込めていえば娘のようなものだ。〛 「でも、虫じゃないか」 〚そうさ。我が家の庭の花園で生まれた、虫けらさ。けれど、少々大事に育て過ぎてしまってね。実は、花園で生まれたのは"彼女たち"だけではなくてね。あぁ、そうだ。なぁ、ドロビィ。今、思いついたよ。これからここにいる全員に鑑賞してもらうには、やっぱり解説が必要だろう。〛 「お邪魔にならなければ、いいんじゃない?」 〚いいや。絶対必要さ。物語には前提というものが必要なんだ。前振りとも言おうか。あの蝶がなぜここにいるのか。どこへ向かおうとしているのか。これから何が起きるのか。……まぁ、それは私たちも知る由はないのだけれど。だが、前提を知っているのと知っていないのとでは、理解が違う。感情移入も変わってくる。物語とはそういうものだ。そう、物語にはオリジンが必要なのだよ〛 「弁が立つのは、よく分かった。Dominus 《Poeta》。だが、長広舌は物語をつまらなくさせる」 ドロビィが笑った。《詩人》はコートの裾を叩いて、わざとらしく襟を正した。 〚"Domina Caligo"、あなたとは夜通し弁論を交わしてみたいね。ドロビィの笑顔を誘った、ただそれだけで万丈の誉れとして掲げられて然るべきだ。〛 「別に私だって、笑いたいときは笑うわ」 〚おう、ドロビィ。それが至難の業だという話さ。さてさて、"Domina Caligo"にお叱りを受ける前に本題へと移ろう。私は、一匹の蝶を、とある夢の国へと誘った。今まで大事に大事にしていた娘だ。そう、WONDER・Sの諸君。箱入り娘に仕立てていたという意味では、私も同罪だろう。だから、これまでのことを気に病むことはない。それを込みで、皆様方にはそんな蝶の旅を、ぜひ、"観測"していただきたいのだ。〛 「"観測"……。まるで星みたいに言う」 〚言い得て妙、"Domina Caligo"。あなたの解読力は素晴らしき才能だ。〛 《詩人》の声は相変わらず勿体ぶった話し方だったが、ほんの少しだけ過去を慈しむようにトーンを落とした声色に変わる。 〚そのためには、幾つか話しておかなければならないこともある。上から数えれば、あの蝶は"末女"。その上にもう2匹、娘と呼ぶべきそれはそれは愛くるしい、有翅のものたちがいた。そんな彼女たちの話だ。 物語の古式に則って言うなれば、こうさ。 "昔々あるところに、一人の詩人と……3匹の……"〛

