[RootBASS Structure] [12/8 throughout] [Upper pulse: 144 BPM, sparse bass clarinet figures] [Middle pulse: 72 BPM, sustained cello] [Deep pulse: 36 BPM, massive dub sub accents only] [Three layers remain independent] [Do not accelerate] [Silence and negative space are essential] [Intro] [12/8] [Bass Clarinet, Sparse] [Cello, Long Bow] [Deep Sub Accent, 36 BPM] [No Vocal] [Verse 1 — イチジ] イチジ 昨日の端が まだ少し濡れている 乾けば忘れられる気がして 触らずにいた そうして僕は いくつの昨日を 乾かしてきただろう [Verse 2 — ニジ] ニジ ふたつに分かれた道の 選ばなかったほうから 足音がする もしもの僕も どこかで同じように こちらの音を 聞いているだろうか [Verse 3 — サンジ] サンジ 昔の僕から 名前のない手紙が届く 何になれた、とも 何を失った、とも 書いていない ただ余白だけが あの頃より ずっと狭くなっていた [Verse 4 — ヨジ] ヨジ 忘れた人の顔から 先に声が消えていく 声が消えて 匂いが消えて 最後に残った温度を 僕はまだ 思い出と呼べずにいる [Verse 5 — ゴジ] ゴジ 五本の指では 足りないほど失くしたのに 握りしめると 手のひらはまだ温かい なくしたものは なくした場所にだけ あるわけじゃないらしい [Verse 6 — ロクジ] ロクジ ハンブンまで来た 何のハンブンかは わからない 人生にも 今日にも ここまで、という線はないのに 僕らはときどき もう遅い気がしてしまう [Instrumental Breath] [Bass Clarinet, Short Figure] [Cello Sustained] [Single Deep Sub Hit] [Keep 144 / 72 / 36 Separation] [Verse 7 — シチジ] シチジ 昔ほしかったものを いくつか持っている なのに あの頃ほど 嬉しくない 願いは叶うまでに 少しずつ歳を取る [Verse 8 — ハチジ] ハチジ 忘れたはずの言葉が 突然 僕の中で息をする 時間は傷を消すんじゃなく 触れない場所まで 沈めているだけなのかもしれない [Verse 9 — クジ] クジ 未来を考えるほど 過去が増えていく 進んできたはずなのに 振り返った景色のほうが 広くなっている 僕はいつから こんなに遠くまで来たんだろう [Verse 10 — ジュウジ] ジュウジ 十年前の僕なら 今の僕を どう見るだろう 笑うだろうか がっかりするだろうか たぶん そんなことより先に 「疲れてるね」と 言う気がした [Verse 11 — ジュウイチジ] ジュウイチジ 終わりが近づくと どうでもよかったものまで 急に輪郭を持ちはじめる あの道 あの声 あの日の空 僕らはいつも 失くす少し前になって ちゃんと見ようとする [Verse 12 — ジュウニジ] [Three Layers Converge] [144 / 72 / 36 Attacks Align Once] [Deepest Sub Accent] [No Tempo Change] ジュウニジ 針が重なる 終わったものと 始まるものが 同じ場所に立っている 僕もきっと そうなんだろう 子どもだった僕も 間違えた僕も 諦めた僕も まだ諦めきれない僕も どれかが消えて 今になったんじゃない 全部を連れたまま ここまで来た だから 重いんだ だから 歩くのが遅いんだ それでも 時計の針より 少し不格好に 僕は 僕の時間を進んでいる [Outro — イチジ] [Return to Intro Motif] [Same Clock, Different Memory] [Bass Clarinet Sparse] [Cello Residual Tone] [One Final 36 BPM Sub Accent] そしてまた イチジになる 時計にとっては 同じイチジ 僕にとっては もう二度と来ない イチジ [End] [Cello Resonance Only] [No Final Impact]



