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忘却

V4.5-ALL

[intro] (verse1) 灰皿のルージュを 指でなぞれば 夜霧のキャバレー 古いレコード あなたの好きだった 歌だけが やけに陽気に 流れているの (pre-Chorus1) いいえ 泣いたりしないわ そんなに安っぽい女じゃないの 窓の外は まだ深い藍色 暖炉の中 あなたの嘘が躍っている 一通ずつの手紙 指先でなぞって 赤い火に そっと差し出したわ (Chorus1) いいえ、未練はないわ 涙もとうに 涸れてしまった 償って、捨てて、忘れたの あなたとの過去なんて どうでもいいの 未練なんて これっぽっちも無いの 償いなら 昨夜のうちに済ませたわ 燃えておしまい 思い出も 情熱も 灰になれば ただのスミでしょう すっきりしたわ 驚くほどに (verse2) 煙草の煙に 巻かれて消えた 安い口づけ 嘘の約束 “愛している”と 囁くたびに 鏡のわたしは 歳を取った (pre-Chorus2) お気に入りだった 絹のハンカチ あなたの香りが 鼻をつくから これも一緒に くべてしまいましょう 煙突から逃げ出す 黒い鳥のように 自由になるの 私の心は もう どこへでも行けるわ (Chorus2) いいえ、未練はないわ 涙もとうに 涸れてしまった 償って、捨てて、忘れたの あなたとの過去なんて どうでもいいの だから今夜は 祝いましょうか ひとりぼっちの 門出のために 思い出は燃やしてしまったの 灰になった恋で 暖を取りましょ (Bridge) そこにある 高級なブランデーで 乾杯しましょう 新しい私に 過去なんて 重たい外套みたいなもの 脱ぎ捨てて 踊り明かすのよ ひとりきりの 贅沢な舞台で ああ 港に汽笛 濡れた石畳 誰かが踊る 影絵のタンゴ (pre-Chorus3) けれどあたくし 振り向かないわ あなたの名前も 呼びはしない 香水みたいに 飛んでいったの 哀しみなんて 時代遅れよ (Chorus3) いいえ、未練はないわ 最後の写真も 裂いて捨てたの 償って、捨てて、忘れたの あなたとの過去なんて どうでもいいわ 未練なんて 微塵も残っていない 捨てて 忘れて 私は歩き出す 燃えてしまえ 約束も あの夜も 夜明けが来れば 何もかも消える せいせいしたわ 本当のことよ [Outro] 燃える暖炉へ 投げ込んだのに あら もう火が消えそうね 甘い思い出も 古い手紙も 赤く揺れる火を 見つめながら 冷たい風が 首筋をなでる でも ちっとも寒くないの (さようなら) 二度と 思い出させないで (さようなら) わたしはやっと 女になったの