
寄り糸(5.5語り実験)
魔術は技術ではなく “記憶の延長”とされていた時代 世界に刻まれた過去を読み解き 再演する行為であり より強大な力を宿す者は “生態系”まで「消費」していく。 禁忌術式の再来と記憶の代償 存在を維持する意識の孤独 世界の救済と破滅の境界で 二人の時間は共鳴する。 強大な力を恐れた評議会は 少年に、少女の処刑術式を命じた。 世界が生き続ける為の選択 その先で二人が見た景色とは… (むちゃくちゃな設定ワロタ) ________________ 眠れぬ部屋 鼓動が呼ぶ 縫われた記憶 揺らぐ糸 結えない言葉 解けそうで キミの音が 呼吸する 穏やかな風 ボクは此処に 二人はそっと 寄り添った 綻ぶ世界 薄れ行き あの日のキミを 思い出す 最期の文字 凍てつく空 一つの想い 砕け散る 薄明の宙 滲む景色 キミが残す余白 孤独の底 波立つ意思 優しい心音 聞こえずに 新たな記憶 書き足せず 「僕はまだ…此処で君を」 凪ぐ丘で 誓い合う 曇る森 冬が満ち 千年の時 果ての地で その手はもう 冷たくて 世界から 消えた音 残された文字 祈りのよう おぼろな未来 手繰り寄せ 君の響き 此処に刻む 溶けない氷 凍える記憶 一つの音が 砕け散り 風はまた 何処かで運ぶ キミが残す余白 消えた色 掠れた文字 ボクの声は 聴こえるか 訪れる 最期の時 それでも 待ち続ける 白い息が 拾う影 薄れた意識 空に散り まだ其処に 居るのならば 「また来世、ここで」 確かな記憶 音もなく 触れた証は 消えずして 二つの灯り 遠のいても 君と僕は同じ夜を 越える 「運命とは、理由ではなく辿った軌跡…そのもの」 「彼女を失った喪失の果てに、少年が見たものとは」

