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落とし前

V4.5-ALL

[intro] 錆びた階段 夜風が鳴いて 安い煙草の 火がやけに赤い ラジオは知らん顔で 陽気なブルース 世の中ってやつぁ ずいぶん気楽だね (verse1) ドアを叩く音がした 汚ねえノックの音だ 「開けろ」だなんて無粋だぜ 恋人みたいにゃ 甘くねぇぜ 開けねえし 居留守も使わねえ 奴らは吠える 権力の犬どもが 俺の安らぎを 土足で踏み荒らす (pre-Chorus1) 権力の犬の 靴でも舐めればいいかい? それとも拳を 月に向け 笑って 馬鹿になればいいのかい? (Chorus1) おとなしくする気は さらさらねえ 一発ぶち込んで 落とし前つけた 鉄格子の中で 奴らは首をかしげる 「お前は誰だ」と 俺の名を知らねえ (俺の名も知らねえ) 俺ぁ考えたぜ 少しだけ だけど酔っぱらいにゃ 哲学は長すぎる 「落とし前をつけろ」って 誰が誰に言ってんだ?  (ハハハハハ) (Verse2) 手錠の冷たさ 馴染みの感触だ パンは硬く スープは泥のよう それでも俺は まだ終わっちゃいねえ この魂までは 鎖に繋げねえ (pre-Chorus2) 椅子は倒れて グラスは割れて ブルースみたいに 朝が来た 殴った俺は すぐ捕まって 拍子抜けするほど あっけなかった (Chorus2) おとなしくする気は さらさらねえ 一発ぶち込んで 落とし前をつけた 鉄格子の中で 奴らは首をかしげる 「お前は誰だ」と 俺の名を知らねえ (俺の名も知らねえ) 留置場の隅で あくびしてたら 若い巡査が書類を見て 「で、お前……名前なんだっけ?」 おいおい そりゃないぜ (俺の名を知らねえ) (Bridge) 逃げて 殴って また逃げる 名前なんて いらねえだろ 俺は俺だ ただの人間だ (人間だ) (pre-Chorus3) 権力の犬が吠えるたび 街じゃ誰かが黙り込む だけど名前も知らぬまま 縄だけきつく締めるのさ Chorus] おとなしくする気は さらさらねえ 一発ぶち込んで 落とし前をつけた 鉄格子の中で 奴らは首をかしげる 「お前は誰だ」と 俺の名も知らねえ (俺の名を知らねえ) ああ 馬鹿らしいね 正義もルールも 紙切れみたいだ だけど俺は まだ歌う ひしゃげた声で 歌うのさ [Outro] 夜明けの窓に 細い光 自由ってやつは 案外みすぼらしい それでも胸の奥で ギターが鳴ってんだ 名もなき意地だ (お前は誰だ) 勝手に吠えてろ 俺はここにいるぜ