Song Cover Image

秋風

+ Show full styles
V6

【Intro】 (風の音) まだ熱を残した 夕暮れに ひとすじ 冷たい風が吹いた 昨日までと同じ道なのに なぜか少しだけ 遠く見えた 【Verse 1】 傾く陽射し 長くなる影 夏の匂いが 薄れてゆく 窓辺で揺れた 白いカーテン 知らない季節を連れてきた 蝉の声さえ 遠くなって 空の高さに気づいた午後 何も変わってないはずなのに 胸の奥だけ そっと揺れる 【Pre-Chorus】 名前もない この寂しさを 風に預けてみたら 頬を撫でた 冷たさだけが 季節の答えを知っていた 【Chorus】 秋風 秋風 昨日とは違う風 まだ夏を抱いた街を 静かに通り抜けて 秋風 秋風 何を連れてきたの? 同じ景色のはずなのに もう同じじゃない気がした 季節が変わる音は こんなにも小さいんだね 【Verse 2】 溶けかけの氷 淡い夕焼け 半袖の腕に残る熱 少し早めに灯った街灯 足元で葉がひとつ踊る 帰り道なら 知っているのに 今日はどこか知らない道 夏に置いてきた思い出まで 風の向こうへ消えてゆく 【Pre-Chorus】 さよならなんて 言わないままで 季節は先へ進んでく 追いかけるほどでもないけど 少しだけ振り返ってしまう 【Chorus】 秋風 秋風 髪を揺らしてゆく 昨日まで暑かった空に 透明な影を落として 秋風 秋風 もう始まってるんだね 変わらないと思っていた 私も街も少しずつ 季節の境界線を 知らないうちに越えてゆく 【Bridge】 琴の音が ひとつ響いて 夕暮れに溶けてゆく 赤く染まり始めた空 遠く伸びてゆく影 まだ夏を忘れなくていい まだ秋を知らなくてもいい その間を吹き抜ける風に 今だけ身を任せて 【Final Chorus】 秋風 秋風 新しい季節の風 昨日までと同じ景色を 少し違って見せてゆく 秋風 秋風 そっと頬を撫でて 終わりと始まりの間を 何も言わず通り過ぎる 夏の熱が消える前に この夕暮れを覚えていたい 変わったものは何だろう 空かな 風かな それとも私かな 【Outro】 (風音/琴とElectric Piano) 一枚の葉が揺れている 茜色へ染まる空 秋が、来る。