
雅歌 2:8-17 わが愛する者の声が聞える。 見よ、彼は山をとび、丘をおどり越えて来る。 わが愛する者はかもしかのごとく、 若い雄じかのようです。 見よ、彼はわたしたちの壁のうしろに立ち、 窓からのぞき、格子からうかがっている。 わが愛する者はわたしに語って言う、 「わが愛する者よ、わが麗しき者よ、 立って、出てきなさい。 見よ、冬は過ぎ、 雨もやんで、すでに去り、 もろもろの花は地にあらわれ、 鳥のさえずる時がきた。 山ばとの声がわれわれの地に聞える。 いちじくの木はその実を結び、 ぶどうの木は花咲いて、かんばしいにおいを放つ。 わが愛する者よ、わが麗しき者よ、 立って、出てきなさい。 岩の裂け目、がけの隠れ場におるわがはとよ、 あなたの顔を見せなさい。 あなたの声を聞かせなさい。 あなたの声は愛らしく、あなたの顔は美しい。 われわれのためにきつねを捕えよ、 ぶどう園を荒す小ぎつねを捕えよ、 われわれのぶどう園は花盛りだから」と。 わが愛する者はわたしのもの、わたしは彼のもの。 彼はゆりの花の中で、その群れを養っている。 わが愛する者よ、 日の涼しくなるまで、影の消えるまで、 身をかえして出ていって、 険しい山々の上で、かもしかのように、 若い雄じかのようになってください。 日本聖書協会 The Bible, Colloquial Japanese © Japan Bible Society 1955

