硝子の祈りが 夜に溶けて 誰の声も 届かないまま 優しさの仮面 剥がれ落ちて 微笑みだけが 嘘を覚えた 絡みつく影が 名を呼ぶたび 胸の奥で 何かが軋む 信じることが 罪だと知っても まだ あなたを探している 赤く染まる月が 真実を照らすなら この痛みごと 抱いて 堕ちていけばいいの? 悪意と悲劇の 狭間で 私は何を 選べばいい 壊れた心で 祈るたび 世界は静かに 嘲笑う 「それでも愛を信じるの?」 囁く闇に 問い返して 涙で描いた運命が 今 私を縛りつける 棘の花束を 抱きしめて 痛みさえも 美しいと知る 救いを求めた この手のひら 掴んだのは 冷たい幻想 思い出の中の あなたは いつも少し 遠くを見てた 振り向かないと 分かっていても 名前を呼ぶのを やめられない 崩れかけた誓い 灰のように舞い散って もう戻れないなら せめて美しく終わらせて 悪意と悲劇に 抱かれて 私は今日も 歌っている 壊れるほどに 願うほど 孤独は深く 甘くなる 「それでも明日を望むの?」 問いかける声 閉じ込めて 血のように滲む想いを 胸に隠して 微笑った 許されないなら それでもいい この感情が 私のあかし 偽りだらけの 世界の中で 本当だったのは 痛みだけ 悪意と悲劇の 果てでも 私は私を 手放さない 砕けた夢の その欠片で 新しい夜を 照らしてく 「それでも愛を信じるの?」 その問いに そっと頷いて 涙を越えたこの心で 今 静かに歩き出す