電線の影で綱渡り 髪をつたう汗と蝉の声 君といたバス停 空は裸で泳いでる 名も知らぬ葉に アスファルトの上の小石 まるで私みたいで 目を逸らした アリを踏んでも 誰も気づかない 見慣れた景色 見て見ぬふり 息を止めて 生きてる わかりあえない日々を ただ 無くしたい 私を 無くしたい 世界を 苦しくて 全て壊したくなる 無くせない なら 嗚呼 せめて あのコスモスのように 手すりの向こう 指を伸ばす 掴めないものばかり 欲しがる 幸せのふりで 笑う人混み 紛れたいのに 笑えない 息を止めて 待ってた 君がいるだけの明日を ただ 無くしたい 私を 無くしたい 世界を 苦しくて 全て壊したくなる 無くせない なら 嗚呼 せめて あのコスモスのように 枯れることさえ 許されぬなら 揺れて 揺れて そのままで 夏が終わる頃に 一度だけ 咲かせて 無くしたい 私を 無くしたい 世界を それでも 愛したくなる 愛せない なら 嗚呼 せめて あのコスモスのように 蝉の声がかれる頃に