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空っぽのポケットに星 #リリックガチャ

V6

パンを半分 名前も知らない あなたの掌へ 置いてきた 残った半分 また誰かへ 私の夕食は 星になった 上着をあげた 寒そうだから 帽子もあげた 震えてたから 「優しい子だね」その一言を 毛布のように 巻いて歩いた あげた あげた 笑顔のままで あげた あげた 痛くないふり 空っぽになるほど 軽くなるって 本当は誰が 決めたんだろう 森の真ん中 風に吹かれて 裸の心が やっと泣いた 助けてなんて 言えないことが 優しさならば もういらない 空っぽのポケットに 星が降る ひとつ ふたつ 涙を照らす 誰かのために 消えなくていい 私もここに いていいんだ 空っぽのポケットに 星が降る 冷えた両手へ 光が積もる 与えるだけが 愛じゃないなら 今夜は私が 受け取っていい 最後の布を 夜へ渡して 何も隠せず 立ち尽くした 見上げた空は 責めるでもなく ただ私より 先に泣いた 銀の雫が 肩に触れて 小さな硬貨へ 姿を変えた けれどいちばん 欲しかったのは 明日を願える 私だった 誰かを救って 壊れた夜も それでも愛と 呼べるのなら 今度は私の 震える声を 私自身が 抱きしめる 空っぽのポケットに 星が降る ひとつ ふたつ 朝へと変わる 誰かのために 消えなかった 私がここに 生きている 空っぽのポケットに 星が降る 冷えた心に 光が積もる 与えた愛も 受け取る愛も どちらも同じ ぬくもりだから ひとつはあなたへ ひとつは明日へ 最後のひとつは 私のために