
[Storm Intro] 破れた雲の下で 海原が身を起こす 置き場のない怒りが 喉の奥で棘になる [Verse 1] 爪の先まで満ちていた 名づけられない疼きが 身の内側を叩いて 出口だけを探していた 優しくされたいだけの 小さな傷だったのに 荒潮の背に乗る頃 誰かの空を裂いていた [Pre-Chorus] 止まれと言われるほど 風は牙を持つ 帰れと言われるほど 足元が崩れていく [Chorus] この嵐は誰へ向かう 愛されたい叫びほど 遠い屋根を壊していく 捨てられない荒魂を 胸の奥で抱きとめる 抱えきれない爪先を 光へ向けてはいけない [Verse 2] この夜は広すぎて 孤独を隠してしまう 笑うのを忘れた口が 裂帛だけを覚えていた 追放という言葉より 先に爪が知っていた 行き場のない風だけが 私の名を削っていく [Pre-Chorus] 止まれと言われるほど 風は牙を持つ 帰れと言われるほど 足元が崩れていく [Chorus] この嵐は誰へ向かう 愛されたい叫びほど 遠い屋根を壊していく 捨てられない荒魂を 胸の奥で抱きとめる 抱えきれない爪先を 光へ向けてはいけない [Storm Break] 軋む骨 折れた枝 闇の奥で まだ泣けない声がある [Bridge] 怒りは 消せばいいものではない けれど 渡せるものでもない 傷ついた獣を 懐に飼うなら その牙の行方を 私が覚えなければ [Final Chorus] 咆哮を夜に預ける 愛されたい叫びにも 帰る岸を与えるために 捨てられない荒魂を 胸の奥で抱きとめる 嵐の底に残る火を 次の道へ変えていく [Outro] 破れた雲の彼方に まだ光はあった 海原は荒れたまま 遠い浜を探していた

