君は特別なものなんて きっと望んでいなかった 疲れた帰り道に そっと差し出す温もりだけ 目が合えば 小さく微笑む その仕草が欲しかっただけ 強がらずに甘えられる 静かな時間を愛してた さりげない愛がほしくて 言葉よりもぬくもりで 日々の隙間に溶け込んで ただ寄り添っていたい 騒がしさに流されず 心だけを見つめてた 僕はずっと胸の奥で 言えない気持ちを抱えてた そばにいられるだけでいい それがすべてだったから 君の笑顔がまぶしくて 踏み込むことが怖かった 気づかれないように そっと願っていたよ ひそやかな恋でよかった 壊すことが何より怖くて 何も言えずにいたけど 確かにここにあった 声に出せないこの気持ち いつか届くと信じた 夕暮れのカフェの隅で 「これ、君が好きだったよね」 驚いた顔に浮かぶ笑み その瞬間がすべてだった さりげない愛と ひそやかな恋が 重なり合ったこの瞬間 言葉はいらなかった そっと触れたその心 今、同じ音で響いてる 今日も 君の隣で そっと 息をしてる



