
[Verse 1] 最初から上手だったわけじゃない 自信があったわけでもない 音を外して笑った日も 何度も練習した日もあった 楽器を持つ人 歌う人 それぞれ違う音を鳴らして なかなか揃わなかったリズムが 少しずつひとつになっていった [Pre-Chorus] 本番前の静かな時間 誰かが小さく笑った 「楽しもうね」そのひと言で 不思議と肩の力が抜けた [Chorus] 歌って楽しいと思ったのは みんなで演奏会をやり遂げた日 最後の音が鳴り終わって 振り向いたら笑顔があった 上手にできたかどうかより あの顔が忘れられなくて 胸の奥にたまっていたものが すうっと空へ抜けていった [Verse 2] それから歌を作るようになった 思いつくまま言葉を並べた 何度も消して また書き直して やっと一曲が生まれた 誰かが聴いてくれるだけで それだけでも嬉しかったのに 「この歌が好き」と言ってくれた その言葉に僕が驚いた [Pre-Chorus] 笑ってくれる人がいた 涙を流す人もいた 僕が作った小さな歌が 誰かの心に届いていた [Chorus] 歌が大好きになったのは 僕の歌で誰かが笑った日 喜んでくれる人がいる それがこんなに嬉しいなんて 歌が大好きになったのは 誰かが涙を流してくれた日 画面の向こうのその人と 音楽で心がつながった [Bridge] 僕には音楽しかない そう思ったことがある だけど今は少し違う 音楽があったから 出会えた人たちがいる 一緒に笑ってくれる人 歌を待っていてくれる人 何度も聴いてくれる人 言葉を届けてくれる人 僕の音楽の中には もう僕ひとりじゃない たくさんの人がいる [Final Chorus] 歌って楽しいと思った日 みんなの笑顔がそこにあった 歌が大好きになった日 誰かの涙がそこにあった あの日の演奏会がなければ 今の僕はいなかったかもしれない ひとつの音から始まった こんなに大きな贈り物 歌って楽しい 歌うことが大好きだ 上手じゃなくても この気持ちは本物だから [Outro] もしも誰かに聞かれたら 僕はこう答えるよ 「歌が好きになったきっかけは?」 みんなの笑顔です そして 僕の歌を聴いてくれた あなたです

