
七日目のことば
[Verse 1] まぶしい白 名前さえ 思い出せない 「おはよう」と 君の声だけ はっきり聞こえた スプーンを持つ手 震える僕に 君は笑う 「これはパン」って ひと文字ずつ 舌で教えていく [Chorus] 七日目のことばで 僕はまた君を好きになる 知らないはずの痛みが 胸の奥でうずく 生まれ変わるたびに 君の指が世界を描く だけどその色が 誰かの血だって まだ 僕は知らない [Verse 2] 「きょうは?」と聞く カレンダーには 斜めの線 同じ部屋で 同じ朝が 何度も咲いてる 冷めた紅茶 カーテン越しの 淡い影 「あなたは だいじ」 君はそれだけ やけにゆっくり言う [Chorus] 七日目のことばで 僕はまた君を好きになる 交わしたキスの回数 記憶には残らない 指でなぞる頬に 消えない跡を見つけた 笑う君の手が かすかに震えて 何か 隠してる [Bridge] [低い声で] 夜のラボ 月だけが証人 ガラス越し 眠る僕の身体 君の袖に 乾いた赤 その匂いで 昔の「僕」が目を覚ます 「しなないで」 そう泣いてた夜を思い出す 黒い円の中 君は震える手で 僕を呼び戻した [Pre-Chorus] [ささやき声で] ありがとう でも それは だめだ 誰かの明日を 僕の今日に 変えないで [Chorus] 七日目のことばで やっと君を止められた 「いかないで」と叫ぶ声 喉の奥で燃える 生きると決めるより 終わりを選ぶ方が怖い それでもこの愛が 誰かの悲鳴なら もう 続けないで [Verse 3] 朝がくる前 君の手を取って ゆっくり言う 「さよならじゃない」 「ここまでだよ」と 正しい終わりを 初めてだね 涙を見せる 君の顔 最後のキスで やっと本当の 僕を覚えた [Chorus] 七日目のことばで 君にさようならを告げる 「愛してる」は これ以上 罪を増やさないため 生まれ変わらない僕を 君は強く抱きしめる 止まった時計が 二人の時間だけ そっと 守ってる [Outro] 七日目の朝 まぶしい白が 遠ざかる 君の名前だけ もう 忘れたりしないまま

